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さざなみ

仕事へのモチベーションは相変わらず絶賛低空飛行ですが、それがどうしてか今日、真面目に自己分析したところ、ちゃんと仕事向き合ってない→結果を出していない→そんな自分に自己嫌悪・・というどこかの彼氏彼女の関係によく似た負のループだということが分…

untitled

3年ぶりにブログを書こうという気になったのは、自分よりもずいぶん若い知り合いが外国で毎日のように人生と取っ組み合っているブログを見たから。取っ組み合っている彼は苦労してるけど、その姿がまぶしくて羨ましかった。 今の私の暮らしは大きな波風もな…

Like a lover the velvet moon....

夏至を過ぎて今は22時まで明るいブリュッセル。残業しても夜道が怖くないのが救いかな。木々はあっという間に生い茂り森はずいぶんと深く重みを増した。この時期はバラの季節。私を見てと言わんばかりに咲き誇る家々のバラを眺めながら住宅街を歩くのがとて…

Manual Del Canibal

ここのところずっと実用書中心の読書が続いており、もう昔のようにフィクションにのめり込めるような感性はなくなってしまったのかとすら思っていた。この一冊でそんな杞憂は一蹴された。ただ没頭できるほどの物語と出会っていなかっただけだ。 カルロス・バ…

Whisper not

アルジェリアのビザを取りにいったら、日本人の私は45ユーロ、オランダ人の同僚は60ユーロかかって、なんでなんだよ!って同僚が怒っていた。安くあがってラッキー、ぐらいしか思っていなかったけど、今月号のクーリエジャポンを読んでいて、加藤嘉一が…

■ R&D-I-Y

TEDのBritta Riley ”アパートの菜園”が非常に興味深かったので以下メモ。彼女はアパートの窓辺で野菜を作れる栽培システム ( http://www.windowfarms.org )をオープンソース化して世界中の人々と一緒に開発している技術者。そのシステムもさることながら、ソ…

■ vivre quelque part

ビザが取れたと連絡。あっけない。 帰り道、途中下車して本屋で西村佳哲「今、地方で生きるということ」購入。 『働いて・生きてゆくことと場所との関係が、どうも看過できない』 「どこで生きていく?」の問いかけの答えを探す旅を追いかけながら、まもな…

■ Lignes de faille

「時のかさなり」ナンシー・ヒューストン、読了。ある一族の4代に渡るそれぞれの人生を子どもの目線で書かれた長編小説。イラク戦争、パレスチナ問題、ナチスドイツ・・・と荒々しい世界情勢に翻弄される生活の中でも、「愛くるしいけど傲慢」な子どもの気…